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最初の3Dプリンタは組立済みと自動レベリングで選ぶ

公開 読了時間 約2分執筆: Rebounder 開発チーム(当該システムの運用当事者)

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結論

3Dプリンタ入門で挫折しやすいのは造形そのものではなく組み立てと水平出しであり、95%組立済みと完全自動レベリングを条件にすると最初の出力までの距離が縮む。

選んだ理由

「頭の中にある部品を、その場で形にしたい」という要求が先にありました。CAD で描いたものを外注せずに手元で出力できることが目的です。

選んだのは FlashForge Adventurer 5M です。公式スペックは次のとおり。

  • 造形サイズ 220 × 220 × 220 mm — 個人用途には十分
  • 最大印刷速度 最大600mm/s(最大加速度 20,000mm/s²)
  • エクストルーダー 280℃対応のダイレクト式。ノズルはクイック着脱
  • 自動レベリング 完全自動
  • 構造 CoreXY の全金属フレーム。造形プレートは着脱式のフレキシブル PEI
  • 組み立て 約95%組立済み

要するに「自動レベリングと高速で、初心者がつまずきやすい点を機械側でつぶした入門向け」という立ち位置です。

セットアップは杞憂だった

「初めての3Dプリンタ = 組み立てで挫折」を覚悟していましたが、そうはなりませんでした。

95%組立済みというだけあって、開封からのセットアップは楽です。ごちゃごちゃした組み立てはほぼなく、自動レベリングのおかげで「水平が出ない」という入門者の詰まり方にも遭いませんでした

最初の1個を出力するまでのハードルが低いことは、初めての1台として本当に効きます。

詰まった点

不具合が起きたときの分解はけっこう大変でした。

導入が簡単なことと、壊れたときに直しやすいことは別です。組立済みで届くということは、裏返せば中を開ける前提で作られていないということでもあります。

入門機を選ぶ基準

振り返ると、効いたのは性能ではなく詰まる場所を減らす設計でした。

速度も造形サイズも、最初の数ヶ月では上限に当たりません。当たるのは組み立てと水平出しのほうです。そこを機械が引き受けてくれるかどうかで、最初の1個が出るまでの時間が決まります。

そして最初の1個が出るかどうかが、続くかどうかを決めます。入門機の評価軸が性能ではないのは、そのためです。

よくある質問

Q1最初の1台に必要な造形サイズはどれくらいですか?

220×220×220mm あれば個人用途には十分でした。それ以上を必要とする場面は、最初の段階ではまず来ません。

Q2自動レベリングはそんなに効きますか?

効きます。水平が出ないという入門者の典型的な詰まり方を機械側でつぶしてくれるので、最初の1個を出すまでの体験がまるで違います。

Q3不具合が起きたときはどうですか?

分解はけっこう大変でした。導入が簡単なことと、壊れたときに直しやすいことは別物なので、そこは織り込んでおくほうがよいです。