3Dプリントでサポートが外れないときに変える2箇所
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結論
サポートが造形物に密着して外れない場合、ツリータイプに変えて密度を下げるだけで接触面積が減り、仕上がりを落とさずに剥がせるようになる。
結論
サポートをツリー(tree)タイプにして、密度を下げる。 この2つだけです。
何が起きるか
宙に浮く部分(オーバーハング)を支えるのがサポート材です。何も考えずに通常のサポートを付けて印刷すると、造形物に密着して、きれいに取れなくなります。
無理に外そうとすると本体を傷つけます。3Dプリンタを始めて最初に心が折れやすいのが、ここだと思います。
直し方
① ツリーサポートにする
枝のように点で支える形になり、造形物との接触が減ります。格段に外しやすくなります。
② 密度を下げる
接触面積がさらに減るので、より剥がしやすくなります。強度が要る形状でなければ、密度は控えめで十分でした。
この2つで、「サポートが外れない」というストレスはほぼ消えます。しかも仕上がりは綺麗なままです。
スライサー自体は難しくない
OrcaSlicer は 3Dモデル(STL など)をプリンタが読める印刷データに変換する無料のスライサーです。
設定項目は多いのですが、初期設定でもかなり綺麗に出ます。「スライサーは難しそう」というイメージほどの敷居はありません。
これから使う場合
- まず ツリーサポート + 低めの密度 を試す
- サポートが要るかどうかはオーバーハングの角度しだい。印刷前にプレビューで「どこにサポートが付くか」を確認してから出すと失敗が減る
詰まりどころの位置について
振り返ると、難所はスライサーの操作ではなく、後工程にありました。
設定項目が多いソフトを前にすると、まず「使い方を覚えなければ」と身構えます。ところが実際に手を止めたのは印刷が終わった後、サポートを外す段階でした。
3Dプリントは、印刷ボタンを押した時点ではまだ半分です。取り出して外して仕上げるところまでが1サイクルなので、設定を選ぶときも「これは後で外せるか」を基準に置くほうが早く慣れます。
よくある質問
Q1なぜツリーサポートだと外れやすいのですか?
枝のように点で支える形になり、造形物との接触が減るためです。通常のサポートは面で密着するので、無理に外そうとすると本体を傷つけかねません。
Q2密度を下げると強度は足りますか?
強度が要る形状でなければ、密度は控えめで十分でした。サポートは造形中に支えられればよいので、必要以上に密にする理由はありません。
Q3そもそもサポートを付けずに済ませられませんか?
オーバーハングの角度しだいです。設計側で傾斜を45度ルールより十分に立てておけば、サポートなしで出ます。印刷前にプレビューでどこにサポートが付くかを確認してから出すと、失敗が減ります。