Rebounder Tech Blog

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3Dプリントでサポートが外れないときに変える2箇所

公開 読了時間 約1分執筆: Rebounder 開発チーム(当該システムの運用当事者)

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結論

サポートが造形物に密着して外れない場合、ツリータイプに変えて密度を下げるだけで接触面積が減り、仕上がりを落とさずに剥がせるようになる。

結論

サポートをツリー(tree)タイプにして、密度を下げる。 この2つだけです。

何が起きるか

宙に浮く部分(オーバーハング)を支えるのがサポート材です。何も考えずに通常のサポートを付けて印刷すると、造形物に密着して、きれいに取れなくなります

無理に外そうとすると本体を傷つけます。3Dプリンタを始めて最初に心が折れやすいのが、ここだと思います。

直し方

① ツリーサポートにする

枝のように点で支える形になり、造形物との接触が減ります。格段に外しやすくなります。

② 密度を下げる

接触面積がさらに減るので、より剥がしやすくなります。強度が要る形状でなければ、密度は控えめで十分でした。

この2つで、「サポートが外れない」というストレスはほぼ消えます。しかも仕上がりは綺麗なままです。

スライサー自体は難しくない

OrcaSlicer は 3Dモデル(STL など)をプリンタが読める印刷データに変換する無料のスライサーです。

設定項目は多いのですが、初期設定でもかなり綺麗に出ます。「スライサーは難しそう」というイメージほどの敷居はありません。

これから使う場合

  • まず ツリーサポート + 低めの密度 を試す
  • サポートが要るかどうかはオーバーハングの角度しだい。印刷前にプレビューで「どこにサポートが付くか」を確認してから出すと失敗が減る

詰まりどころの位置について

振り返ると、難所はスライサーの操作ではなく、後工程にありました

設定項目が多いソフトを前にすると、まず「使い方を覚えなければ」と身構えます。ところが実際に手を止めたのは印刷が終わった後、サポートを外す段階でした。

3Dプリントは、印刷ボタンを押した時点ではまだ半分です。取り出して外して仕上げるところまでが1サイクルなので、設定を選ぶときも「これは後で外せるか」を基準に置くほうが早く慣れます。

よくある質問

Q1なぜツリーサポートだと外れやすいのですか?

枝のように点で支える形になり、造形物との接触が減るためです。通常のサポートは面で密着するので、無理に外そうとすると本体を傷つけかねません。

Q2密度を下げると強度は足りますか?

強度が要る形状でなければ、密度は控えめで十分でした。サポートは造形中に支えられればよいので、必要以上に密にする理由はありません。

Q3そもそもサポートを付けずに済ませられませんか?

オーバーハングの角度しだいです。設計側で傾斜を45度ルールより十分に立てておけば、サポートなしで出ます。印刷前にプレビューでどこにサポートが付くかを確認してから出すと、失敗が減ります。